佐野ラーメンは、栃木県佐野市発祥のご当地ラーメンとして、多くの人々に愛されています。その中でも「佐野ラーメン 神楽」は、地元の方々や観光客から高い評価を受けている名店です。手打ちのもちもちとした麺と、あっさりしながらもコクのあるスープが特徴で、一度味わえば忘れられない一杯を提供しています。
今回は妻と愛娘(2歳)と朝ラーが食べたく、9時台に訪問しました。
その時の様子や、佐野ラーメン 神楽の魅力やおすすめメニュー、店内の雰囲気、アクセス情報を詳しくご紹介します。佐野ラーメンを初めて体験する方も、リピーターの方も、ぜひ参考にしてください。
佐野ラーメン 神楽の魅力とは?
佐野ラーメン 神楽の最大の魅力は、店主が手間ひまかけて作る自家製の手打ち麺です。2種類の小麦粉をブレンドし、手もみを加えることで生まれるもちもちとした食感と独特のちぢれが、スープと絶妙に絡み合います。スープは、豚ガラを使わず、鶏をメインに香味野菜や昆布で出汁をとり、煮干やカツオなどの魚介の風味を加えた上品な味わいが特徴です。特に、那須の御養鶏の丸鶏を使用したスープは、深いコクと旨味が堪能できます。さらに、柚子を添えることで、まろやかさの中に爽やかな酸味が加わり、最後まで飽きずに楽しめる工夫がされています。
おすすめメニューとその楽しみ方
神楽のおすすめメニューは「塩味玉ラーメン」です。那須御養鶏を使用した上品なスープに、自家製のもちもちとした手打ち麺が絶妙に絡み合い、那須の御養卵を使った煮卵とトロトロの豚バラチャーシューがトッピングされています。また、サイドメニューとして「もちまる水餃子」も人気です。モチモチの皮に肉汁たっぷりの餡が詰まっており、まるで小籠包を食べているかのような口あたりが楽しめます。添えられた千切り生姜と一緒に食べると、さっぱりとした和風の味わいが広がります。
店内の雰囲気や食べ終わってからの感想
神楽の外観はシックな色合いでまとめられ、店内は木のぬくもりあふれる空間となっています。カウンター席とテーブル席を合わせて14席と、個人店ならではのアットホームな雰囲気が漂います。お子様連れの方も入店できる体制になっています。
入店したときは、スタッフの人からの挨拶がなく、心配もありましたが、後からいらっしゃいませと言っていただきました。
朝は少し忙しいのかもしれません。常連の方が1名と女性の方が1名いる状態でした。
私はネギラーメン(930円)を注文し、妻はラーメン(780円)、もちまる水餃子(3個 330円)を注文。寡黙な店主が丁寧に作業しています。
着丼して、ネギラーメンを食べましたが、スープがかなり辛かったです。というのも、
私が見落としていたのですが、メニュー表にネギラーメンの文字の右に唐辛子のアイコンが書いてありました。。
次回は通常のラーメンを食べようと思いました。麺は佐野ラーメンとしてはしっかりとした茹で加減で店内の雰囲気同様若めの人でも佐野ラーメンを知ってほしいコンセプトがあるかもしれませんね。
妻もおいしいと言っておりましたが、もちまる水餃子に関しては正直物足りないようで、3個の内、2個を私が食べることになりました。
小籠包のようにという文言の通り、スープが水餃子の中に入っており、斬新だなという感じはしましたが、味は至って普通でした。また3個330円の金額にしては小ぶりです。添えてある千切り生姜も相性がいいとは思いませんでした。
店内は佐野ラーメンの昔ながらの雰囲気とは違い、すごくオシャレな感じがして
清澄白河あたりのカフェ店のようなイメージです。
ですが、私的には佐野ラーメンとはギャップを感じてしまいます。
そして、喫食している最中に、店主と常連の方が会話していましたが、
店主がカウンターに肘をつきつつ、「今度は◯△ラーメンを作ろうと思うけど、うけるかなあ」みたいなことを話していました。
私はその姿を見て、「もったいないなあ」という思いがしました。
店内は店主とカウンターの女性、計2名でしたが、共に20代のようでした。
私も過去に飲食店の店長をしていた時期がありましたが、常連の方との会話を新規の方がいるときは慎重にすべきです。
早く、退店したほうがよいのかなとか、常連の人しか歓迎されないのかなと気になってしまいます。
多少のコミュニケーションは大事だと思いますが、状況や場面を意識したほうがよいなと思いました。
妻のラーメンを少しもらいましたが、普通のラーメンはまずまずだと思いますので、これから期待したいと思います。
アクセス情報と訪問時のポイント
佐野ラーメン 神楽は、国道50号線沿いの高架下、高萩の交差点から東へ200m程のパチンコ店の駐車場内に位置しています。駐車場は広々としており、トラックなどの大型車も駐車可能です。佐野プレミアム・アウトレットからも車で約5分と近く、ショッピングの合間に立ち寄ることもできます。営業時間は朝9:00から午後3:00(ラストオーダーは午後2:30)までで、朝早くから営業しているため、朝食やブランチとして利用するのもおすすめです。定休日は木曜日となっています。
Googleマップです
あとがき
佐野ラーメン 神楽は、素材にこだわり、丁寧な手仕事で作られる一杯を提供する名店です。伝統的な佐野ラーメンの魅力を新たな切り口で若手の店主が独自の視点で経営しているお店です。若い人のチャレンジは私も触発されますし、もっとがんばらなきゃと思わせてくれます。
佐野市を訪れた際には、ぜひ神楽で佐野ラーメンを堪能してみてはいかがでしょうか。(辛いの苦手な人はネギラーメン要注意)
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